
当社は創業以来、"ECサイトのスペシャリスト"となることを目標として活動させていただき、おかげさまで今年で9年目を迎えました。

社長メッセージ
創業当初はECサイトを持っている企業様自体がまだ少なくて、どのように商品を販売していくかという中で新たな販路として検討するという企業様の方が多く、EC業界もまだまだこれからという時代でした。ですが今では国内流通額の中でネット取引での流通額のシェアも年々拡大してきており、物販や商流の中でECサイトは一つのチャネルとして当たり前となっています。
しかし一方では、当然のようにECサイトによる競争は激化してきており、例えば大手モールの中であればユーザーからの比較にさらされ易いため、多額の広告予算の投下や値引きなどによる集客で顧客を獲得する争いになっており、仕入れて販売するという従来の小売業態の店舗では利益を確保して“儲ける”ということが非常に厳しくなっている現実もあります。
当社でも創業時はECサイトの制作がメインでしたが、今ではサイト更新代行や運営アドバイスなど“サイト運営”に注力したサービスをメインとしてご提供しており、更にはブランディングや効果的な集客などマーケティングの機能までを当社が立案し実施しているというのが現状です。
これはEC業界、ひいてはWeb業界全体がまだまだ過渡期であるということであり、それはここ2~3年でのスマートフォンの隆盛を見ていても明らかであると考えています。今後ハードやインフラなどのイノベーションにより業界自体が大きく変化することは常にあるということであり、培ってきたWebの技術や知識などのノウハウがベースにあることは当然ですが、そのノウハウを掛け合わせたり捨てたり変化させたりすることで当社自体も更なる“進化”をしていくことが大きく必要であると感じています。
その“進化”のために今後当社はより一層“ECサイトのスペシャリスト”となることはもちろんですが、そのECサイトの制作や更新などでのスペシャリストだけではなく、企業様のEC事業全体を効率化し利益を高めるご支援ができるような体制作りを進めていく予定です。
例えば、これまで様々な企業様のECサイト運営アドバイザーとしてサイト運営の現場と常に関わりのある業務をさせて頂いてきた当社だからこそ提案が可能となる具体的で現実的なリソース・スキームなどの問題点改善やコスト圧縮が図れるサービスなど、今後は多角的にご提供していく予定です。
もちろん、そのためには当社はまだまだ努力を重ね、覚悟を決めて、全力を持って、日々実直に活動していく所存でございます。
まだまだ未熟な当社ではございますが、今後ともご理解、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
2014年1月1日
有限会社ウェブマーケットコミュニケーションズ
代表取締役 山田和弘